太陽光発電所用フェンスの正しい選び方

2018年05月21日

皆さん、こんにちは。いつもフジテックスエネルギーをご覧頂きありがとうございます。
今回は、昨年度の改正FIT法に応じ、需要が増えている太陽光発電所向けフェンスの正しい選び方をご説明します。

弊社でも昨年海外工場の生産工程を視察し、高品質・低価格のフェンスを選定して調達、 その後も順調にコンテナ輸入を開始し、今ではなんと総全長累計45km超え!(今も記録更新中)
これまでの販売実績を活かし、これから初めて導入する方でもわかるフェンスの選び方をまとめましたので、是非ご一読ください。

こんな所で差が出るフェンス

フェンス

「フェンスってどこも同じじゃ…」と思っていませんか?実は大きな間違いです。まずはフェンスで見るべきポイントをご説明します。

ワイヤー外径

フェンスは金属ワイヤーを編み込み、もしくは溶接で網目を形成しますが、そのワイヤーの線径(線の太さ)がフェンス強度を決定付けます。 耐久性やセキュリティの面でこの強度はとても重要で、線径φ4mm以上が適しているとされているので、外形にはご注意ください。 弊社では強度とコストの両面から見て線径φ4~4.5mmの比較的太目で取扱しています。

塗料のダマ

フェンスに施工された塗装は、錆の対策としてとても重要です。日本には四季があり、365日24時間様々な環境にフェンスは晒されます。 フェンスに施された塗装は、「ドブ漬け」と呼ばれる方法で塗装されますが、乾燥工程の時に網目や溶接部分に塗装のダマ(塊)が発生します。 このダマが施工時の衝撃や劣化により剥がれ、そこから錆が発生していきます。 このダマを抑える方法として、塗装後に熱処理を行いダマを溶かして均一にする処理を施す必要があります。
弊社取り扱いのフェンスは全て処理済みでダマが発生しないよう留意しています。

溶接の強度

フェンスは、フレームと網目を成形するワイヤー、それをつなぐ各ポイントの溶接によって、フェンスとしての剛性を保持しています。 この溶接の強度がない場合、強風やちょっとした負荷で破損する可能性があります。 安価なフェンスには少なからずコスト削減で溶接が不十分な場合がありますので十分にご注意ください。

フェンスの支柱の種類

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支柱の立て方は3種類あります。まずは得手不得手踏まえご紹介します。

基礎ブロックタイプ

基礎ブロックを埋め込み、そこに支柱を建てるタイプ。

  • メリット

    施工後の景観を綺麗に仕上げることができる。

  • デメリット

    作業工数が多く、人員も必要。工期が長くなってしまう。

杭基礎タイプ

先に杭を打ち込み、その杭に支柱を差し込む。

  • メリット

    低コスト・少人員で施工できる。

  • デメリット

    まっすぐに杭を打つのが難しく地盤の影響を受けやすい。

支柱埋め込みタイプ

支柱が長いタイプでそのまま支柱を地面に埋め込む。

  • メリット

    低コスト・少人員で施工できる。

  • デメリット

    まっすぐに杭を打つのが難しく地盤の影響を受けやすい。

フェンスの長さ

fence03

フェンスの長さ ≠ 発電所外周となるケースはよくあります。
例えば、コーナー数や傾斜の状況など、環境によっては本来のフェンスの長さだけではなく、加工が必要な場合予定よりも少し長めに確保をしなければいけない場合が出てきます。
そのため、本来の外周の長さより加工分を多めに用意する必要があるのです。
「実測と手配された長さが違う!」となるまえに、まずは発電所をグルっと周り、傾斜はどれだけあるか、コーナーはいくつ必要か等、事前に測ると良いかもしれません。

フェンスの高さ

各社大小様々な規格がありますが、弊社では主に3種類のラインナップがあります。
・1200mm
・1500mm
・1800mm

発電所にセキュリティを導入する場合、セキュリティ会社によっては「1500mm以上」と規定を設けられるケースもあります。 まずは「どの高さが必要なのか」を事前に調べておくと、フェンスの手配もスムーズにできるのでおすすめです。弊社では2000mmも対応可能ですが、受注生産となります。

フェンスの色

・白色
・茶色
・シルバー(亜鉛メッキ)

セキュリティ的な主張を選ぶか、景観で選ぶかで意見は割れますが、目立たせる目的で白、景観を意識される方は茶色を選ぶ傾向があるようです。

門扉の有無

・片開門扉
・両開門扉
人の出入り程度であれば片開で問題ありませんが、メンテナンス等で発電所内に車両が入る事がある場合、両開が必要となります。

フェンスの施工業者

施工業者の手配は2パターンあり、お客様側で手配頂く場合と、フェンスの卸業者側で手配することも可能です。弊社では、協力会社に委託で施工依頼を承ることも可能ですので、お気軽にご相談ください。

最後に

フェンスの選定は、様々な条件・環境が影響しますが、決して複雑ではなく、発電所の仕様によって自動的に仕様が決まることもあります。まずは現在の発電所の状況を把握し、最適なフェンスを選定しましょう。
弊社では、予算、条件、要望様々な点からサポートいたしますので、お困りのことがございましたら先ずはお気軽にご相談ください。
お客様のお悩みの一助になれば幸いです。


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