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銅ケーブル調達の新基準:国内・海外「ハイブリッド購買」の論理的必要性

銅ケーブル調達の新基準:国内・海外「ハイブリッド購買」の論理的必要性

はじめに

昨今の電線・ケーブル市場において、安定調達の難易度はかつてないほど高まっています。
これまでは「国内大手メーカーとの信頼関係」こそが安定供給の鍵でしたが、メーカーの受注制限や生産拠点の集約が進む今、単一の調達圏に依存すること自体が、現場の工期を左右する経営リスクへと変貌しています。

本記事では、不確実な市場環境下でサブコンがとるべき「調達の複線化」について、実務的な視点から考察します。

1.「国内2社購買」の構造的な限界

多くの企業がリスク分散として「国内メーカー2社以上との取引」を行っています。しかし、国内の生産背景を深掘りすると、原材料の調達ルートや人手不足による物流停滞の懸念は共通しています。

国内の需給が全体的に逼迫した場合、仕入先を分散していても「どこからも納期回答が得られない」という、いわゆる「共倒れ」のリスクを完全に排除することは困難です。
ここで求められるのは、日本の需給バランスと切り離された生産背景を持つ、海外製ケーブルを組み合わせた「地理的・構造的な分散」です。

2.海外製採用における「実務上の3大懸念」

調達担当者が海外製を検討する際、必ず直面するのが「品質」「規格」「納期」の3つの壁です。これらを論理的に解消できない限り、ハイブリッド購買は成立しません。

  • 規格の適合性:
    日本の電気工事ではJIS認証が事実上の必須要件です。海外製を採用する場合、単なる「同等品」ではなく、JIS認証取得済み、あるいは日本の電力会社仕様に準拠していることが前提となります。
  • 品質の安定性:
    船便による輸送過程でのダメージや、ロットごとの品質バラツキを防ぐため、国内入荷時における再検品体制が確立されているかが重要です。

  • リードタイムの制御:
    数ヶ月を要する船便を「現場の急な設計変更」に合わせることは不可能です。これを補完するには、海外製の圧倒的な供給量を「国内在庫」としてストックし、国内品と同等のスピード感で引き出せる仕組みが不可欠となります。

3.「納期」の不安を解消する、国内在庫戦略

これからの調達戦略は、「国内か海外か」の二者択一ではありません。

  • 国内製品:短納期対応、少量多品種、特殊仕様の現場。
  • 海外製品:大規模案件の幹線、標準的な仕様、国内供給不足時のセーフティネット。

このように、それぞれの特性を組み合わせた「ハイブリッド型のポートフォリオ」を構築することこそが、供給制限という不可抗力から現場を守る唯一の手段となります。

実務的な解決策として「富岡倉庫の活用」

上記のような調達リスクの最適化を支援するため、当社では福島県に「富岡倉庫」を拠点とした供給体制を整えています。

  • 国内最大級の常時ストック:
    600V CV/CVTから、調達難易度の高い154kV特高ケーブルまで。海外メーカーの生産力と国内在庫を直結させることで、「納期回答なし」という事態を回避します。
  • 日本基準の検品・物流機能:
    倉庫内に検品設備を完備し、国内基準をクリアした製品のみを出荷。現場の工程に合わせた切り売りや、全国への迅速な配送にも対応しています。
  • 承認手続きのサポート:
    施主様や監理者様への説明に不可欠な「JIS関連書類」「承認図」「試験成績書」の迅速な提供を行い、担当者様の実務負担を軽減します。

「国内品が手に入らない」という事態が起きてから動くのではなく、平時から「第2のルート」を確保しておく。
富岡倉庫が、貴社の現場を守るための強力なバックアップとなります。

「今の現場で使える規格か、スペック表を送ってほしい」
「施主説明のために、国内の採用実績を知りたい」
「特定のサイズを〇ヶ月後まで確保(計画保管)できるか相談したい」

どのような小さな確認でも構いません。電材調達の「セーフティネット」として、当社をご活用ください。

お問い合わせ

フジエネでは海外製の銅ケーブル、アルミケーブルのご提供に加え、本記事でもご紹介しました「富岡倉庫」を活用したケーブルの在庫確保など、貴社のお悩みに合わせたサービス提供が可能です。
ご不明点やお見積りのご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

▽お問い合わせフォームはこちら
https://energy.fjtex.co.jp/contact/

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