2月23日(木)に日本橋で開催された環境ビジネスフォーラム「ポストFIT」で講演させていただきました。
弊社でも何度か実施しております「成功する小形風力発電の始め方」セミナーに新しい情報を付け加えてお話しさせていただきました。
近づけすぎると稼働しない、小形風力発電の離隔の問題
風力発電は風を受けて発電します。当然、風を遮る障害物があると発電できません。隣接地に複数の小形風力発電機を設置する場合、それぞれの発電機が”障害物”となって風を遮ってしまう可能性があります。
会場では並んだ2基の風力発電機のうち、1つは回っているのに、もう一つは回っていない動画を見ていただきました(他社施工)。2つの発電機の距離が近すぎるのが原因だと思います。
また、垂直軸型の風力発電機は近づけて設置しても風を遮らないという噂を聞いたことがありますが、実際はそうではありません。垂直軸型の風力発電機も適切な間隔を開けないと、稼働しない風車がでてきてしまいます。こちらも動画をご覧いただきました。
小形風力発電のご相談をいただき、お話が進むと現地調査をさせていただいています。周囲の建物や防風林の有無、近隣の民家や電力インフラ、地盤の状況を確認します。複数基を設置するご要望をいただいても敷地の形状、周囲の建築物によっては十分に風車を離せないケースがあります。また、民家が近すぎる、地盤が弱すぎる、電力インフラが近くにない場合は設置自体が困難です。
実際に事業主様のご意向に添えないケースも多々でてきておりますが、一つずつ丁寧に説明して事業の可否を協議しております。
NEDO「風力発電導入ガイドマップ」より(離隔について詳しくはこちらより)
発電シミュレーションと実稼働
また、NEDOや3TIERを基に作成した発電シミュレーションと同じ地点の実稼働データの比較をご紹介しました。
フジテックスエネルギーでは、無償で入手できるNEDO、環境省の風況データに合わせて3TIERの風況データを購入して事前にシミュレーションを作成しています。
まだ稼働実績が少なく、3ヵ月だけのデータの比較のため、正確性についてはなんとも言えません。シミュレーションと実稼働の差は多くのお客様からご質問いただきますので、データを集めて検証できるようにしてまいりたいと思います。

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