早速ではございますが、太陽光などのフェンスを選ぶ際に施工性を考慮して商品選定していますでしょうか。
価格だけでフェンスを選定すると品質や施工性の問題でかえって手間や費用がかかる場合があります。
今回はフェンスの基礎タイプによる施工の違いについてご紹介致します。
野立ての太陽光発電所の施設では、フェンスの施工が義務付けられていますが、
ここ最近では太陽光以外でも設備周囲の防犯目的、隣接地とのしきりとして、ご相談いただく事が増えております。
フェンスの種類や価格は、WEBサイトやカタログ等で調べることができますが、
設置に掛かる工事費用や作業時間ついては、調べてもすぐには情報が出てこずほぼ知られていません。
どの程度費用や時間がかかるのかご存知でしょうか。
今回はフェンスの3つ基礎タイプを比較し、その施工性についてご紹介致します。
3つ基礎タイプを比較! 施工性の違いは?
コンクリート基礎タイプの場合
例えばフェンス100mをコンクリート基礎タイプで設置する場合、約50個程のコンクリート基礎ブロックが必要です。
コンクリート基礎工事も必要の為、施工店にもよりますが、基礎1個あたり3,000~5,000円程かかります。
つまり、50個×4,000円=200,000円以上の費用が100mあたりに必要になります。
また、作業工程も下記の様な数となり、かなりの時間が必要となります。
防獣用などで使われる杭一体型支柱フェンスの場合
防獣用で使用される杭一体型支柱の場合はコンクリート基礎ブロックは使用しませんが、杭と支柱が一体型になっているので、先端までの距離が長く、脚立などを使用して打ち込み作業となります。
価格的には安価な製品が多いですが、フェンス高さや設置m数によっては手間や時間がかかる場合があります。
杭・基礎フェンスの場合
杭・基礎フェンスの場合、杭と支柱が分かれているので、先端までの距離が短く。杭打ちが非常に楽に出来ます。
杭を打ち込んだ後はその杭に支柱をかぶせてを杭にボルト(3箇所)で固定するだけで施工が終わります。
杭・基礎タイプのフェンスはコンクリート基礎タイプで発生する基礎ブロックの設置や杭一体型のような手間も掛からず
低コストでスピード施工を実現できます。
現在は太陽光発電所で主に使用されておりますが、他にも以下のような場所に最適です。
- 駐車場や資材置場の囲いとして
- 獣害柵として
- 貯水池への侵入防止柵として
- ドッグランエリアの囲い柵として
フェンス3種類を比較表
コンクリート基礎タイプ | 杭一体型タイプ | おススメ!杭・基礎タイプ | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
支柱 | 直径(mm):φ38 | 直径(mm):φ48 | 直径(mm):φ48 | |||
長さ (mm): 1800 | 長さ (mm): 2000 | 長さ (mm): 1500 | ||||
先端: フラット | 先端: 斜め形 | 先端:ボルト穴 | ||||
特徴 | コンクリートブロックが必要 | 施工が大変 | 施工が簡単 |
いかがでしたでしょうか。
今回は3種類の基礎タイプからフェンスの施工性の違いをご紹介致しました。
フェンスをご使用の際は、商品価格だけでなく施工性も考慮の上、商品選定のご参考にして頂けますと幸いです。
豊富なラインナップ!様々なタイプのフェンスをご紹介
通常のメッシュフェンスだけでなく、ネットフェンスや目隠しフェンスなど様々な商品ラインナップがございます。
フェンスをご必要の際は是非お声かけください。
太陽光フェンス
https://energy.fjtex.co.jp/business/procurement/item-2585/
ネットフェンス
https://energy.fjtex.co.jp/business/netfence/